あたらしいモビリティに試乗できるというので、人と車のテクノロジー展へ。
テムザックさんのRODEMは以前よりもぐっと乗り物感が増して、福祉用途だけではない価値の可能性を感じさせます。中でも座席の高さを変えることによって、歩く人と目線を合わせるデザインを実現していることで、乗っていても違和感のない新しい感覚を得られました。今はまだ屋内用だけとのことですが、今後出てくる屋外用にも期待が持てます。
ドリフト体験のできるスライ・ド・リフトは超人スポーツの一環でもあるそうで、車椅子に乗ることへの見方/概念を変える新しい試み。乗車体感はとても楽しく、こんなことが出来るのなら車椅子に乗っている人をうらやんでしまいそう。
そして今回、個人的なヒットはヤマハのTRITOWN。モーターショーでステージの下から眺めていた時には分からなかった、非常に現実的な実用に近いデザインのモビリティで、今すぐにでも街乗り出来そうな乗り物。ロボットか?と言われると微妙ですが、Unicubβと同じく『新しい存在感のモビリティ』として今すぐにでも世の中に出てきて欲しい乗り物です。
もっと体験出来る場所があると良いのに。