歴史ある「職人の街」を走る配達ロボット(イタリア・クレモナ)

クレモナ大聖堂前の広場を走る、自動配送ロボット「Yape」。バラバラに動作する2つの車輪と360℃カメラ・センサを持ち、人や自転車、の椅子などを避けて走ります。ヨーロッパの古い町並みにありがちな凸凹の石畳にも立ち止まらずに、最大70kgの荷物を運べるそう。

ロボットが人と同じ街中の道を走るとき、どんなことが起きるかは、やってみないと分かりません。この前例のないチャレンジは『歴史地区のCO2削減』を共通の目標とした、市と警察の協力によって実現しました。

クレモナは、いまからおよそ450年前にヴァイオリンを生み出した職人の街。歴史ある地から、新たなイノベーションが生まれようとしています。

  • いつ: 2017年10月5日(木)~2017年11月30日(木)
  • どこで:イタリア ロンバルディア州 クレモナ市中心地区 (地図
  • ロボットデータ:e-Novia社「Yape
    • オートバランス二輪機構による自動走行
    • 360℃カメラ
    • 3Dセンサ
    • 近接センサ
出典
Wired.it “イタリア北部では、配達ロボットがすでに走り回っている” 2017年10月23日 SARA MORACA (tr: TAKESHI OTOSHI)
MicroData Group News “A spasso con Yape, il fattorino-robot” 2017年10月5日
e-novia “Yape, il sistema di consegne a domicilio a guida autonoma

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です