サンフランシスコと香港のカフェ激戦区で、ロボットバリスタによるコーヒースタンドがオープンしています。
お客さんがスマートフォンアプリやスタンドのタブレット端末で注文すると、すぐエスプレッソマシンがコーヒーを作り、ロボットアームが「保温ステーション」に置きます。注文のときに発行された4桁のピックアップ用コードを入力すれば、アームがカップを目の前に運んでくれます。できたての美味しさを提供するために、6分間受け取りのなかったコーヒーは廃棄され、自動で淹れなおしをするのだとか。
気になる評判ですが、「いたって普通」「待ち時間が短い」などの実用的なメリットをあげて「また来てもいい」と解答する人が多い一方で、「ロボットからコーヒーを受け取るよりも人間のバリスタと会話したい」と感じる人もいるようです。
実は、日本では「ロボットバリスタとの対話」を楽しむカフェがあります。
東京・渋谷の「渋谷モディ」にある「変なカフェ」では、カウンター内のロボットがコーヒーマシンを操作して、挽きたての豆でドリップコーヒーを淹れてくれます。こちらは、注文からコーヒーの提供まで3~4分かかる仕組み。「うまくいれられますよ~」などとお話するロボットを見て待ち時間を過ごします。
どちらも「人がカフェに求めるのはどんな体験なのか」ちょっと考えさせられますね。あなたはどちらのロボットバリスタがお好みでしょうか?カフェで並んでみるときに想像してみるのも楽しいかもしれません。
Cafe X
- いつ:営業中!
- どこで:アメリカ サンフランシスコ(メトレオン・ショッピングセンター)、香港(サイエンスパーク)
- ロボットデータ:Cafe X(WMF社製エスプレッソマシン2台+三菱電機製6軸ロボットアーム1台)
変なカフェ
- いつ:営業中!
- どこで:東京 渋谷(渋谷モディB1F)
- ロボットデータ:Rethink Robotics社製 短腕ロボット「Sawyer(ソーヤー)」、バリスタマシン「Poursteady(ポアステディ)」