六本木ヒルズのオフィスエリアで、自動配達ロボットが働いています。
この実験で検証されるのは、物流の「ラストワンマイル」…最寄りの集配所から、お届け先までの効率化です。
赤いバス型のロボットが運ぶのは、六本木ヒルズ内の物流センターから森タワー内のオフィスに運ばれる書類たち。立体地図とセンサ、AI(人工知能)によって周囲の環境を判断し、歩く人や置いてある物を避けて、物流センターとオフィスエリアを走行します。
将来的には、オフィスで働く人へコーヒー を届けたり、居住者に荷物を届けることも予定しているそうです。
ヒルズで働く人以外は実験を見ることができないのが残念ですが、いずれ「ロボットによるラストワンマイル効率化」は自宅への配達にも影響するでしょう。もしかしたら、私たちの生活のしかたも、大きく変わるかもしれませんね。
- いつ: 2017年10月8日(日)~2018年3月31日(土)
- どこで:東京都港区 六本木ヒルズ内 (地図)
- ロボットデータ:ZMP社製 自動走行宅配ロボット「CarriRo Delivery」
- 大きさ:133cm (全長) x 75cm (幅) x 109 cm (高さ), 90kg
- 能力:最大積載100kg, 最高時速6km/h, 稼働8時間
- 動画:https://youtu.be/QpGTOZRdwCI
- ターゲット:六本木ヒルズのオフィスエリアで働く人