2018/09/05 駐車係ロボット@デュッセルドルフ空港

なんと車を置くと勝手にバレットパーキングしてくれるロボットが働いているいうので、ストップオーバーのついでに駐車場へ。

VIP用のプレミアムパーキングP3の一階。

 

どれがロボットなのかと迷っていると、駐車場係の人が親切に教えてくれる。「これだよ」つまりシステム全体がロボットらしい。6個のガレージと裏側に2台のローダーロボット(フォークリフトの爪のついた、自動搬送装置)がある。ガレージの戸口にはディスプレーが設置されていたが、ステータスを示すだけで、ここから操作するわけではなかった。

「やって見せてあげようか?」という親切なお兄さんにデモしてもらった。お兄さんは事務所のパソコンへ。

 

お兄さんがカウンターで指示すると、空のロボットが動き出して目的の車を探しに行き、出口車庫まで運んでくれる。その間約3分くらい。地図を覚えている訳でなく、動くときは予め決められたルートを一筆書きで移動し、指示された駐車場ロットに車をピックアップ/配達するというルーティン。出口車庫の後ろ側には現状のステータスを表示するディスプレイが置かれている。

基本的にはロボットが動いている間は車庫には人が入れないようになっており、ロボットが出て行くと、ガレージの扉が開く仕組み。

 

2年前から導入されていて、お客さんには人気だという。お兄さんもクールだと思っているらしく、この仕事が好きだと言っていた。

ここはVIP用のプレミアムパーキングなので、ロボット化が一つの売りになっているとのこと。

故障は?と聞くと、あまり頻度はないけど、フォークリフトの爪の不具合で車が持ち上げられなくなるんだとか。1台修理に出している間は、もう一台がフル稼働するが、両方ともだめだったことはないらしい。ただ、車庫入れの頻度が多い時に故障がある場合は、しょうが無いから人間が乗って運ぶのだとか。

とても親切にデモまでしてくれたお兄さんに感謝。(そして、あの車は一体誰の車だったんだろう)

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